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9・14全道集会 報告

 <海兵隊移転反対別海町連絡会現地本部発行 『演習場のどまん中から(4)』より 抜粋>

韓国と沖縄の代表も参加、750人結集  強風の中「米軍帰れ」全道集会 

 米海兵隊移転訓練に反対する全道集会が14日午後1時から別海市街ぷらと多目的広場で開催されました。

 この日は、台風14号も去って雲ひとつない青空、25度を超す暑さでしたが、風強く、札幌方面から参加者がJR線の運転停止でトマム駅から引き返すというアクシデントも。それでも750人が元気いっぱいで参加。90分の集会のあと、2方向に分かれて街頭デモを行いました。

 集会では、韓国の梅香里で米軍基地撤去の住民運動を進める全晩奎(チョン・マンギュ)さん(47)と、沖縄・宜野湾市の普天間基地爆音差止訴訟団で活躍している川満真由美さん(25)が参加、それぞれ米軍基地の実態を報告。横暴な米軍の実態を告発し、アジアから米軍を追い出すため力を尽くそうと訴えました。


児玉健次衆院議員 気迫こもるあいさつ

 日本共産党・児玉健次衆院議員が来賓として登壇、イラクへの自衛隊派兵を許さず再び戦争する国にしないために総選挙で複数の衆院議員を当選させようと、力をこめて呼びかけました。

 14・13日、矢臼別川瀬牧場で全道ジャンボリーを開催していた民医連のわかものたちのあいさつもありました。


出店も繁盛 カンパ19万円余

 会場の後方にはそば屋、沖縄物産、共同作業所スワンの家、新日本婦人の会別海支部などの出店のテントが並びにぎやかでした。

 この日、活動資金の募金が訴えられ、19万円を超えるカンパが寄せられました。


正面ゲートで「中止」の申し入れ

 全道集会のあと午後4時から中西別の正面ゲート前で抗議の申し入れを行いました。

 別海町連絡会の森高哲夫代表が申し入れ書を朗読、米海兵隊移転訓練の中止を要求しました。森高代表のうしろには各地から参加者100人余りが押しかけ、申し入れが終わると「マリン・ゴーホーム」などシュプレヒコールをしました。

 対応した防衛施設局の山本広報官は「16日に回答する」と答えました。  

 


韓国のたたかいを報告する
チョン・マンギュさん

沖縄では米軍関係の事件事故が増え続けています」
宜野湾市普天間基地爆音差止訴訟団の
川満真由美さん

総選挙で勝利を!と気迫こもった訴えをする
日本共産党・児玉健次衆院議員


前日ジャンボリーを成功させた
全道民医連のわかものたち


風邪で参加できなかった川瀬氾二さんの
思いを変わりに伝える
吉野宣和現地監視本部事務局長


別海市街をデモ行進する参加者